アルゴリズムコンテストの結果を公表しております!!
挑戦して頂いた皆様ありがとうございました!!
Rux2000プロジェクト
生物生産のためのマシンビジョン研究会の開催
プロジェクトリーダ:京都大学農学研究科 近藤 直
セクレタリ:京都大学農学研究科 椎木 友朗
生物生産のためのマシンビジョン研究会 (Study Group on Machine Vision for Bio-production:Bio-Vision)とは
   今日の生物生産に関わるマシンビジョンの技術は, 共同集出荷施設に代表されるように実用化されているものも多く,農業の省力化,食の安心安全のための情報化・トレーザビリティーに 大きく貢献しています。また,収穫ロボット,自律移動型トラクタ,リモートセンシング等にも利用された研究が活発に行われており, 現在の農業が抱えている労働者の高齢化,後継者不足,低自給率,食に対する不安などの問題に対する解決策として大きな期待が寄せられています。 今後共にマシンビジョンの果たすべき役割は大きく,種々の作業現場や研究活動の手段として広く用いられることから,生物生産における普及 と発展を目指して,昨年(2009年)よりRux2000のプロジェクトとして立ち上げて活動を行っています。
主目的
   本研究会では以下の2点を主目的として掲げています。
@会員間の情報交換によるマシンビジョン技術の向上
A院生,学生を含む若手研究者のマシンビジョン研究におけるモチベーションの向上
主な活動内容
   具体的には,年に1度,
生物に関わる画像を対象にして画像処理のアルゴリズムコンテスト(以下,アルコンと称する)
を開催する予定です。生物に関わる画像における課題(たとえば,ミカン果樹の画像から果実の個数を正確にカウントする
課題)を公開し,それを解決するためのプログラムを募集し,プログラムを収集します。応募されたプログラム
の中から2件程度を優秀作品として選びます。それらの優秀なアルゴリズムをもつプログラムを,
農業機械学会主催のミーティング開催時(本部学会,支部例会,シンポジウムなどの開催にできるだけあわせる)に開く研究会
において,優秀作品の作者がそのアルゴリズムを公開し,説明することにより,研究会およびアルコン参加者が,
その優れたプログラム技術,生物を対象とした画像処理のノウハウなどを学べるものとします。